体験談&感想|夏休みに瀬戸内海の無人島でキャンプ&サバイバル!

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兵庫県の家島諸島(太島)で無人島キャンプ!【体験談】

夏休みの時期に瀬戸内海の無人島で友人と4人で
キャンプをしてきた時の体験談です。

 

キャンプと行っても、持ち物は食糧確保のための釣り道具や最低限の米・水。
そして、テントや鍋と網とライター、ナイフ。紙コップ。

 

ゴミを持ち帰るためのゴミ袋。

 

といった、最低限の荷物だけを持った、無人島サバイバル体験のようなキャンプです。

 

 

……あ、肝心の持ち物を忘れていました。

 

 

大量のお酒!

 

 

これで1泊2日、楽しんできました!

 

 



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家島諸島とは

兵庫県の南西部、姫路市の沖合約18kmに浮かぶ群島です。
具体的には下の場所です。

 

大小44の島々からなり、人が住んでいるのは家島本島、坊勢島、男鹿島、西島の4つ。
逆に言うと、残りの40の島は全て無人島!な私のような無人島サバイバル&キャンプ好きにはもってこいのところです。

 

 

家島諸島の無人島への行き方

有人島へは定期便が走っていますが、無人島には基本的には定期便は行きません。

 

このため、以下のどちらかを利用していきます。

 

私はおもに渡船業者を利用させていただいております。
料金は、約3000円/人〜4000円/人
※HPがないので定価があるのか不明。渡船業者にお問い合わせください

 

なお、船の出る港までは車でも電車でも行けます。
※港への最寄り駅、駐車場は渡船業者・海上タクシー会社によって違うので、
渡船業者orタクシー会社にお問い合わせください

 

 

では、体験談をブログ形式で書いていきます。

 

無人島サバイバルキャンプ 1日目・朝

この日のキャンプ参加者は4人。

 

最寄り駅まで始発で移動し、早朝に到着しました。

 

渡船業者との待ち合わせの場所である港までは徒歩で15分ほどでしたが、
二日分の水6リットルと大量の酒を抱えているため、タクシー会社を利用しました。

 

ほどなくして、タクシーは待ち合わせ場所である港に到着。
それから10分。集合時間になりました。

 

 

しかし、渡船のおっちゃんは現れません。

 

 

んん?と思っていますと、15分ほど遅れて渡船のおっちゃんが現れました。
さすが海の男。細かい時間になんてとらわれません。

 

 

でも、少し不安になるぞっ

 

 

帰りの船は何時にきてほしい、などおっちゃんと話します。
そして船が出発します。

 

さらば、陸地。

船が海を走って行き、陸が遠ざかるにつれ、気分が盛り上がります。

 

これから無人島生活の始まりです!

 

 

無人島サバイバルキャンプ 1日目・昼

無人島につきました。

上陸を祝い、まずは乾杯!

 

 

そして拠点となるテントの設営します。
ただ、いわゆるキャンプ場とはちがい、地面はテントのペグが打ち込みやすい場所ではありません。

 

このため、石をテントの周囲四方に配置します。
そしてこの石にテントを固定するためのロープをぐるぐると巻き付けます。

 

そしてロープがピンと張るように石を動かしします。テントがぐらぐらしなくなり、しっかり固定されたら設営完了です。

 

 

持ってきた荷物やら酒やらをテントの中に放り込みます。
そして、ここからが普通のキャンプとは違うポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

普通のキャンプではテントの設営が終われば、アクティビティなどで遊びます。

 

しかし、ここは無人島。
遊ぶ前に必ずやらなければならないことが2つあります。

 

  1. 薪集め
  2. 食糧確保

 

特に、薪集めは迅速にやらなければならなりません。

 

暗くなると薪が集められなくなりますし、
灯りも持ってきていないので周りもまったく見えなくなってしまうためです。

 

さらに、薪を集めきる前に雨が降ると悲惨です。
枯れ木も水を含むと、非常に火が着きにくくなってしまいます。

 

このため、薪集めは迅速にやる必要があります。

 

 

また、食糧確保も重要です。
米を持ってきているとは言え、それ以外はなにもなし。

 

1泊2日なので耐えられないことはありませんが、
せっかくのキャンプ。楽しく晩ご飯を迎えたいところです。

 

そのためにも、魚を釣らなければなりません。
それには、餌となる小さいカニや貝を集める必要があります。

 

 

そんなわけで、無人島来た4人で島を探索がてら、
まずは薪となる枯れ木を収集。テントの横に積み上げておきます。

 

 

ちなみに、雨が降った場合は迅速に薪をテントの屋根の下など、
雨に濡れない場所に入れる必要があります。

 

このため、薪はテント近くに集めておく必要があります。

 

 

だいたい4人で1時間。
それくらいで、テントと同じくらいの面積が埋まる量の枯れ木が集まります。

 

 

そして、一通り薪が集まったら、一緒に来た3人には
釣りの餌となる貝とカニを集めに行ってもらいました。

 

一方、私は釣りの仕掛け作りです。

 

 

釣り道具は針と糸のみ持ってきています。
おもり、ウキ、、竿はありません。

 

このため、その代用となるものを漂流物から広い集めていきます。

 

この日、代用物としてそれぞれ以下のものを見つけました。

 

  • ウキ→発泡スチロールのかけら
  • おもり→さび付いたねじ
  • サオ→残念ながら、なし。竹でもあればよかったのですが……

 

これらをつかって、仕掛けを4つ作ります。

 

このとき、8月。ろくな日陰も無い中作業をしているとかなり辛かったですが、、
後の食料確保を思い、必死に作業しました。

 

つらさは酒を飲んでごまかします。
お酒はすばらしい。

 

若干酔いつつ、仕掛けを完成させました。

 

3人を呼びに行きます。

 

3人はそれなりにカニと貝を集めてくれていました。よしよし。
……が、途中で飽きたらしく、いまは海水浴の真っ最中です。

 

おのれ。人が暑い中作業していたというのに。

 

「でもお前1人だけ酒飲んでるだろ」

 

ほんとすいません。

 

 

さて、このときすでに正午過ぎです。お腹は減りましが、飯はありません。
とにかく早く釣りを初めて、食料をGETする必要があります。

 

4人散らばり、作った仕掛けで釣りを開始します。

 

ちなみに、サオも無いので仕掛けを飛ばすのも手投げです。
手投げのやり方は次のようになります。

 

  1. ある程度、糸を長めに出しておきます。
  2. 餌の部分を下にし、おもりの部分を手に持ちます。
  3. 手に持ったおもりの部分を支点にし、餌を振り子のように動かします。
  4. そして、その振り子の勢いを利用し、アンダースローで放り投げます。

 

えさには集めてもらったカニと貝を使います。

 

〜約2時間経過〜

 


昼飯確保

 

キュウセン(ベラ)という魚で、色は派手ですが、
ウロコをはがずに焼くと身がほくほくとしてなかなかうまい魚です。

 

昼飯には、この魚に加え米を準備します。

 


鍋を飯ごう代わりにして、米を炊きます。

 

 

ほどなくして、米が炊きあがりました。

 

火力調整はかなりいい加減ですが、お腹が減っているのでうまい!

 

 

昼飯を食べてしばらくだらだらします。

 

その後、再び釣り&海水浴をしましたが、男の裸を載せても
誰も得をしないので画像は割愛します。

 

 

無人島サバイバルキャンプ 1日目・夜

太陽が沈み、あたりが暗くなると夕ご飯です。

 

暗すぎて焼き加減がさっぱりわからないのがたまにキズですが、
火を見てとりとめもないなことを話しながら飲む酒と飯はうまい!

 

この日のつまみは、すべて魚です。

 

  • キュウセン(ベラ)
  • カサゴ
  • メバル

 

カサゴは唐揚げです。街で食べると高級ですが、ココではタダ!
メバルは大きめの1匹はがんばって刺身にしました。残りは塩焼きにしました。
※真っ暗&すでに酔っ払いのため写真はありません。

 

うまい。

 

日本酒×魚の組み合わせはたまりません。

 

 

そして、ほどよく酔っ払い、腹も満たされたらメインイベントです!

 

 

キャンプファイヤー!

 

 

残っていた薪をすべて投下します。
炎を大きくしつつ、酒を飲みます。

 

聞こえるのは波の音と炎のぱちっぱちっという音。

 

対岸には街の灯りがあり、空には星。

 

話をしつつ、たまに酒を飲みます。

 

たまりません。

 

 

最高の環境中で無人島サバイバル仲間と話をしつつ、夜は更けていきました。

 

 

無人島サバイバルキャンプ 2日目・朝〜昼

無人島2日目の朝。
地面で寝ているので身体が若干痛いです。

 

伸びをして身体のコリをほぐし、薪を少しだけ集めます。
集まったら、鍋で湯を沸かします。

 

煮立ってきたら、そのお湯の中に持ってきたコーヒースティックを入れます。
いい香りがします。

 

すると、においに釣られて、寝ぼけながら友人達も起きてきました。
朝日を見ながらコーヒーを飲みます。

 

癒やされる……。

 

 

ここから各自、自由に昼まで過ごします。

 

昼になり、撤収準備をします。
ゴミ袋にゴミを集め、テントをたたみます。

 

テントは組み立て&片付けが楽なものを持ってきていますので、
撤収準備はすぐに完了します。

 

ほどなくして、船がきました。

 

船に荷物を積み込み、私たちは無人島をあとにしました。

 

 

無人島生活を終えて

街に戻り、一直線に銭湯へいきます。
無人島サバイバル生活の汚れと疲れが溶けていきます。。。

 

 

温泉、最高です。

 

 

そしてご飯。
この日は昼から焼肉です。

 

 

無人島生活では肉などのがっつりした物は食べれませんでしたので、
身体が栄養に喜びます。ひたすらうまい。

 

普段食べているものも、我慢して身体が欲している状態になるとたまらなくうまい。

 

 

普段あたり前に使える物、食べられるものにすさまじく感激します。

 

この感覚を味わうのも無人島サバイバル体験をしたからこそ。

 

 

普段からキャンプをしているかたも、そうでないかたも。
ぜひ一度、無人島でのサバイバルキャンプを試してみていただければと思います。

 

 

最初はハードルが高く感じるかも知れませんが、
一度やったらはまりますよ♪

 

 

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